ほっとくとこわい肩の痛み、危険なサイン
肩の痛みについて
肩が痛くて手が上らないというと、
皆さんは、四十肩・五十肩を思い浮かべられるのではないでしょうか?
四十肩・五十肩というと、痛いけれども、
ほっといても治ると思われているのではないでしょうか?
はたして、そうでしょうか?
まず、肩の痛みについてですが、
手が上らないものが全て四十肩・五十肩という訳ではありません。
そもそも、四十肩・五十肩とはどういう状態の物をいうのでしょうか?
肩関節のまわりが炎症を起こして関節の可動制限を起こしたり、
痛みを伴うもので、手は上らなくなりますが、
長引くと、凍結肩といって肩関節が拘縮を起こし、完全に固まってしまいます。
こうなってしまうと、なかなか治りません。
それどころか、関節の機能障害を残し、完全に手が上らなくなってしまう事もあります。
つまり、後遺症が残るのです。
つまり、四十肩・五十肩は長引くと完全に治らない訳です。
それと、もうひとつ、痛くて手の上らない傷病は、
四十肩・五十肩だけではありません。
ですので、最初に、何の病気か見極めが必要です。
肩甲骨と上腕骨(肩の骨)とをつなぐ筋肉・腱は、
4つあり、回旋筋腱板といいますが、
挙上筋(腱)、挙下筋(腱)、肩甲下筋(腱)、小円筋(腱)とあり、
深部にあって、この筋・腱が損傷を起こすと手が上がらなくなります。
又、よく二の腕といわれると思いますが、
これは、上腕二頭筋のことで、腕をグッと曲げると力こぶの出来る筋肉です。
この筋肉の腱が炎症を起こしても手は上がらなくなります。
ですので、
①四十肩・五十肩
②腱板損傷
③上腕二頭筋長頭腱炎
の何れであるか、見極め・鑑別が必要です。
次回は、その見極め、鑑別の仕方と
ほっておくとこわい肩の痛み、危険なサインについて書きたい思います。![]()



